子供の病気「鼻風邪」について
大人と違い、子どもや赤ちゃんは、免疫がそもそも低いため通常の鼻風邪でも、大人がしっかりと対処しなくてはいけません。
しかし、大人の風邪の治し方をそのまま子どもや赤ちゃんにするのはあまりおすすめできません。というのも、免疫を上げて身体を丈夫にしていくという意味では、基本的な治し方としては、子ども自身の治癒力によって治していくことが理想だからです。また、丈夫で健康な体をにもつながっていきます。
鼻風邪になったときの対処法
たとえば鼻風邪の場合、どうしても息がしにくいため、寝つけが悪かったり、ぐずついたりしやすいですが、鼻水自体は体内の悪いウイルスを排出しようとする免疫機能の一つですから、自然な現象なのです。
ですから、親がするべきは、子どもや赤ちゃんが息苦しくならないように、こまめに鼻水を取り除いてあげることです。ただし、鼻風邪が長引くようなときや症状が重いときは、かかりつけのお医者さんで診察してもらうようにしてください。
子どもや赤ちゃんの場合、鼻風邪と併用して中耳炎などの合併症になっている可能性もありますので注意が必要です。
鼻風邪の効果的な治し方
鼻風邪の治し方の基本は、何よりもまず体を温めてあげることです。
栄養価の高い食事やあたたかい飲み物で汗をたくさんかかせることで免疫力が上がっていきます。また、それほど食欲がない場合は、おかゆや野菜スープといった流動食にすることもおすすめです。風邪だからといって、何も食べないというのはあまりよくありません。
体力をつけて早く治していくためにも、食事療法がとても大切になります。