妊娠初期体温について
妊娠初期は胎動もまだ無く、赤ちゃんが元気かどうかはとても気になります。
基礎体温が下がってしまうと流産の心配があります。ここでは、そんな妊娠初期に体温が低くなる理由をご紹介!ぜひ参考にしてくださいね。
妊娠初期に体温が低い理由は?
まず、妊娠初期には基礎体温がグッと下がる事がありますが、それは着床した時に起こる症状でその場合は心配はなく、むしろ順調に進んでいる証拠です。
心配なのは妊娠初期に基礎体温が何日もかけて少しずつ下がってくる場合です。1週間さがり続けた場合は【流産の前触れ】の場合があるので注意が必要です。
低体温は流産の危険も!?
基礎体温をつけているとわかりますが、妊娠すると生理が止まるために高温期が続きます。排卵が起こると黄体ホルモンがではじめ、受精卵を育てるために身体を温める働きがあります。そのため妊娠すると体温が高くなります。
しかし、【何日もかけて少しずつ下がっている場合】や【体温の急激な低下】は、流産の可能性もあるのですぐに産婦人科で診察を受けましょう。実際、診察に行ってみても 何も異常が無い事も多いので、あまり神経質にならずに落ち着いて診察を受けてくださいね。
体温以外の危険な症状とは?
体温に加えて、出血や腹痛、茶色のおりもの、悪阻が突然無くなったなども心配な症状です。不安に思ったり、気になる症状が現れた時は、診察日を待たず、すぐに診察してもらうようにしましょう。
不安な気持ちやストレスは赤ちゃんにもいい影響がありません。安心することがお母さんにも赤ちゃんにも一番なので、気になることがあれば相談するのが一番です。
基礎体温について
基礎体温は計るときの状態により誤差がでる場合もあり、季節や気温などの変化、たまたま下がっている時もあるので1〜2日だけなら心配ないですし、ストレスや睡眠時間などでも左右されます。
また個人差はありますが、胎盤が完成する12週〜15週ごろには黄体ホルモンの分泌も落ち着くので、体温は下がってきます。体温や症状を見ながら、落ち着いて行動してくださいね。